Archive for the ‘食事’ Category

梅雨の食養生

2014-06-17

和楽日の紫陽花も大輪を咲かせる頃となりました。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

季節のお手当には、
旬の食材を積極的に食べるのもおすすめ!!

豆類が色々出てくる季節ですが、
今の時期は

『インゲン』ですね~。

胃腸は乾燥していて温かい状態が上手く機能してくれるそう。
なので、湿気がたまりやすい梅雨の季節は胃腸が弱ってしまいがち。

そんな時におススメなのが、

『インゲン』

湿気を排出して、胃腸の働きを高めてくれます。

なんだか最近無性にインゲンが食べたくてしょうがない…。

むくみやすい今日この頃…。

早速、本日大量仕入れ~。

ご近所の採れたて地元のお野菜コーナーで買ってきました~。

 

我が家のインゲン料理の定番は、

『お味噌和え』

これ美味しいんですよね~。

すり鉢でゴマをすりすり。
そこへ、お味噌と少しのお醤油を入れて、練り練り。
インゲンを和えて、出来上がり~。

お台所から広がる胡麻とお味噌の香り。
なんとも季節を感じます。

幸せ~~。うふっ。

毎朝しばらく続きそう…。(笑)

 

体調を崩しやすい季節。

旬の食材も取り入れながら、爽やかに乗り切りたいですね

皆様、くれぐれもご自愛くださいませ。

旬は短し、食せよ。ソラマメ!!

2014-05-26

皆様、こんにちは!!

 いかがお過ごしでしょうか?

先日、『焼きソラマメ』食べました~。

『ソラマメ』

今、まさに旬!!

ソラマメは旬の時期が本当に短いので、
鮮度の良いものに出合った時は迷わずゲットしちゃいます。

いつもは茹でて食べるのですが、
今回、初めて、さやごと焼いて、塩をパパっとふっていただきました。

う~ん。豆のホクホクした感じと豆本来の香りがしっかりして、とっても美味!!

これ、かなりおススメです!!

作り方は超簡単!!

さや両端を少しカットし、脇に軽く切れ目を入れて、オーブントースターなどで7分~8分焼くだけ。
お塩を軽~くパラパラっとかけて召し上がれ~。

soramame

ソラマメは主要栄養素を総合的に含んでいて、とっても優秀な食材。
カリウムも豊富で利尿作用があるので、
むくみにも効果的ですよ~!!

ちなみにソラマメは空に向かって、育つから
『空豆』と呼ばれているらしいですよ~。

その天に向かって斜め45度に成長する鞘の姿はなんとも力強い!!

ソラマメの生命力にあやかりながら、美味しく、楽しく季節を乗り切りたいですね

美肌に美味しい

2014-02-11

Petit Vert

みなさん。この葉っぱ何だかご存知ですか?

答えは、プチヴェール』

『Petit Vert』は、フランス語で「小さな緑」っていう意味で、
芽キャベツとケールが交配された結球しない芽キャベツ。
旬は12月~3月。

私は初めて見ました。

早速、生で食べてみることに…。

とっても濃厚!!

「甘み」と「こく」があり、くせがなくて、いかにも栄養満点って感じ。

それもそのはず、
青汁の元となるケールと芽キャベツからできているので、
その栄養価は抜群。(以下は、100g当たりの栄養価)

●βカロテン 1000 μg(ブロッコリー 800 μg、トマト 500 μg)
強力な抗酸化力。
粘膜や皮膚、免疫機能を正常に保つ。
視力維持など。

●ビタミンC 170 mg(ブロッコリー 120 mg、レモン 105 mg)
酸化防止剤に使われるほどの抗酸化力。
コラーゲンの合成。
腸での鉄分の吸収を高める働きなど

●鉄 5.2 mg(ブロッコリー 1 mg、ほうれん草 2 mg)
赤血球の核となって、酸素を身体に運搬。

●カルシウム 72 mg(ブロッコリー 38 mg)
骨、歯の形成。
たんぱく質の代謝。
ホルモン分泌。
血液凝固。
筋肉や神経の興奮の調整。

 

すご~い!!

美肌超おすすめ

このプチヴェール。

最近、わが家では朝のスムージーの定番になってます。

水分には豆乳を使っているのだけれど、
豆乳にはマグネシウムが豊富に含まれていて、
カルシウムの吸収を助けてくれるのでGOOD

美味しいですよ~

そういえば、この葉っぱ。ブロッコリーの葉っぱにもよく似てる。

今度、ブロッコリーの葉っぱも料理につかってみよ
パスタとかにもいいかも

新しいお野菜を見つけると挑戦してみたくなりますね。

 

美肌美味しい♪

 

女性にとっては、すご~く気になるお肌

カラダの内側からのケアも大切にしたいですね

節分

2014-02-03

今朝の和楽日のお庭。

蝋梅もつぼみが開き始めました。

roubai

蝋梅は花の姿も香りも上品で大好き

母が植えてくれました。

今年も咲いてくれそうです。

ありがとう

椿のつぼみはまだまだ硬そうですね~。
tsubaki

椿の次は雪柳、そして、小手毬かしら~

冬の間淋しかったお庭が一気に楽しげ

まるで眠りから覚めるよう。

 

ところで、今日は「節分」ですね。

節分は季節を分けるという意味で、それぞれの季節の始まる前日のことで、
江戸時代以降は主に立春の前日のことを指すようになったそう。

「鬼はそと~。福はうち~。」

皆さん、「豆まき」されましたか?

季節の変わり目には邪気が生じると言われていて、
それを祓うために1年の無病息災を願って豆まきが始まったようです。

そして、この豆の形。

ちょっと「腎臓」の形に似ていませんか?

東洋医学では、冬は「腎」が弱る季節だと言われています。

腎の機能としては、
腎臓をはじめ、生殖器、呼吸器、泌尿器(膀胱)、下肢などに関連すると東洋医学では考えます。

豆は腎臓の働きを助ける食材としてもおすすめです。

特に黒豆など黒い食材は良いと言われていますね。

なので、節分に豆まきをして、豆を食べるのはとっても理にかなっているのですね~。

本当に先人の知恵は素晴らしい~!!

それから、朝起きた時に背中の腎臓の辺りに手を当てて、温めるようにやさしく擦ってあげる。

なでなで

こんなお手当を毎日してあげるのもいいと思いますよ

腹巻きなんかもいいですね~

暦の上では明日は立春。
でも、まだまだ寒い日も続きます。

ご自分の思っている以上に身体は冷えていたり、疲れていたりするもの。

「冷え」もストレスの大きな原因の一つ。

油断大敵です!!

急な温度変化での「冷え」などにも十分気をつけながら、
「疲れ」をためないように休息を心がけ、
楽しい春を迎えたいですね

今日は恵方巻きをガブっと食べながら、
どんなお願い事をしようかな~

うふっ

皆さんの願い事も叶いますように!!

『酒粕』で『美活』

2014-01-27

『美活』シリーズ第2段♪

先日、友人から新酒大吟醸酒粕』をいただきました~。

甘酒にして早速いただきましたが、

もう、それはそれは、

『絶品』でした。

とってもなめらかな舌触りで風味も抜群!!

すごく希少な酒粕で、今季はもう入手できないそうです。

本当にありがとうございました

ごちそうさまでした~

 

『酒粕』

今の寒い季節にぴったりの食材ですよね。

お鍋に入れても、
カラダがポッカポカ♪

皆さん、ご存知ですか?

酒粕って美味しいだけ、温まるだけじゃないんですよね。

すんごいパワーの持ち主!!

酒粕は皆さんご存知の通り、
日本酒をもろみから絞ったときに、残った粕。
なので、もともとはお米からできています。

しかし!!

ビタミンB2(成長、細胞の再生)はお米の26倍、
B6(アミノ酸の代謝、神経の伝達、エネルギーの吸収)は47倍、
アミノ酸にいたっては、なんと583倍!!

ねっ。これだけ見てもすごいでしょ~。

お料理に使っても、旨みを増してくれたり、
保存性を高めてくれたり、
カスだなんてとんでもない栄養たっぷりの美活食材

更に、酒粕に含まれている
『レジスタントプロテイン』
がこれまた優秀。

日本語に訳すと、『消化されにくいたんぱく質』

これが、とってもいいお仕事をしてくれて、

『便秘解消』

に効果的だと言われています。

『便秘』でお悩みの女性はと~っても多いですよね。

お通じがないのは、お腹が張って本当に辛いし、
それだけじゃなくって、お肌のトラブルに…。

便秘は様々な不調の原因になっていることも多いのです。

『酒粕』

女性の強い味方ですね

便秘のタイプにも色々ありますが、
気になられる方はぜひお試しになってみてくださいね

アルツハイマー病に朗報!?

2014-01-19

今日は雪です~。

誰も歩いていないお庭は一面真っ白。

眩しいぃ~

寒いですぅ~。

でも、でも。

とっても美しいーーーーーーーーーー!!

 

ところで、急に話題は変わっちゃいますが…。

今日、NHKスペシャル“アルツハイマーを食い止めろ”を見ました。

私の近しい人も何人か同病を患い亡くなっています。

なので、その現実もよく知っています。

 

アルツハイマー病は、認知症の7割を占めているといわれ、
脳の海馬が委縮し、記憶低下が始まり、
その進行とともに全身の機能低下も起きる病気。

今まで、この病気の進行を食い止めることは不可能と言われてきたが、
近年、新薬や薬以外の予防法などの研究が進み、可能になるかもとのこと。

番組で薬以外の予防法として可能性があるかもとしていたのは次の3つ。

「運動」…有酸素運動をしながら、同時に脳に負荷をかける。(例:歩きながら引き算をする。)

「食事」…食生活の欧米化による動物性脂肪の摂取の増加が原因ではないかとのこと。
なので、生活習慣病にならないバランスのとれた食生活を送る?ということでしょうか。

「睡眠」…質のよい睡眠をとる。

要するに、毎日の生活習慣がとても大切ではないかということなのかしら。

なんと、アルツハイマー病の発症はその25年前から脳には変化が起きているそう。

これからもどんどん研究が進み、
この病気について、いろんなことがわかってくるのでしょうね。

でも、薬ではなくて生活習慣で予防できるかもしれないなら、
素晴らしいことですよね。

他にも生活習慣に起因するといわれている病気は様々ありますよね。

生活の中で毎日していることが生活習慣。

日々を大切に、意識して過ごしていきたいですね

 

『思考に気をつけなさい、
それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、
それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、
それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい、
それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、
それはいつか運命になるから。』 (by マザー・テレサ)

足し算?引き算?

2014-01-17

今日はいちだんと寒いですね~。

こちらは、なんだか雪が降ってきそうな雲でしたよ~。

 

早いものでお正月からもう2週間。

皆さま、そろそろ、リズムが戻ってきたころでしょうか。

 

食べ過ぎや栄養過多…。

カラダにいいからと、
冬でも身体を冷やしちゃう食べ物をたくさん摂ったり、
食べなきゃ、飲まなきゃと一生懸命食べたり…。

テレビで、雑誌で、インターネットで…。

あらゆる情報があふれていますよね。

●●健康法とかよくあるけれど、
それで調子が良くなった方はとても素晴らしい!!
でも、ひとそれぞれ身体の状態や体質が違うので、
当然合わない場合もありますので注意がとっても必要ですよね。

私自身、ある食生活を1週間程試してみて、
手のしびれや冷えがひどくなったので、止めた経験も。

 

「腹八分で医者いらず、
腹六分で老い知らず、
腹四分で仏に近づく」

これは、東洋古来からの教え。

また、ドイツのことわざには…。

「三食のうちニ食は自分のため、他の一食は医者のため…」

う~ん。

ちょっと考えさせられますね。

 

足すよりも、引く

最近は、美容の分野などでもこのことをよく耳にするようになりましたね。

 

お医者さんでも、
一日一食、一日ニ食、三食絶対食べましょう…
などいろいろ。

 

今のあなたに必要なのは…。

足し算?引き算?

 

いずれにしても大切なのは、
「自分のカラダの声に耳を傾けること」
ではないでしょうか

 

「命は天にあり、体は我にあり」

(16日に死去された小野田寛郎さんの生前のお言葉。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。)

天然の胃薬?

2014-01-14

皆さん!!お元気ですか~

今朝も冷えましたね~。

和楽日の庭にはたっくさんの霜柱。
水鉢には氷が張ってました。

う~。ぶるぶるぅ~。

手の冷たさがいつもと違うぅ~。

 

今日は朝食に生ジュースを食べました。(飲んだというより食べたという感じ。)

材料は旬のお野菜や果物。

小松菜、キャベツ、りんご
それに豆乳+お水

これ、よかったですよ~

胃の中がすごく爽快

さっぱり!!

って言葉が私にはぴったりでした。

なんと、お口の中までスッキリ感がありました。

まさに

天然胃薬

みたいな感じでしたよ~

キャベツ…ビタミンU(キャベジン、胃酸分泌抑制、胃粘膜新陳代謝促進)等。
なんと、免疫力向上作用はニンニクに次いで第2位。

小松菜…ミネラル、ビタミン豊富。カルシウム含有量はほうれん草の3倍。

りんご…「りんご1個は医者いらず」といわれるほど。
ミネラル、カリウム豊富。ペクチン、セルロースなどの食物繊維。

やっぱり、この胃のさわやかさはキャベツの力が大きいのかしら?

朝の旬の生ジュース。

習慣にしようかな

「うどん」と「薬」

2014-01-11

今日も、冷えますね~。

足先が…。

とっても冷たい。ぶるっ。

皆さん、寒~い冬、どうやって乗り切ってみえますか?

白銀のゲレンデで冬を満喫

ステキですね~

今のスキー場はレストランも充実してるのかしら?

えっ?!そこ?

雪でもファッションでもなくって、食べ物?

だって、食べるの大好きっ

 

ということで…。

ゲレンデではないですが(笑)、
先日、友人とお出かけした時に、
「うどん」を食べました

麺類は大好きで、「そば」もすごーく大好きなのですが、
あいにく十割そばがなかったし、
ラーメンやパスタって気分でもなかったので、
その日は、「うどん」に決定!!

食べた後、しばらくして、友人が、

「なんか、風邪っぽかったけど、調子が良くなったみたい。
おうどん食べてあったまったからかな?」

とひとこと。

 

それから、妙に気になって…。

調べてみました。

 

うどんのこと。

 

そうしたら、なんと。

明治の初め、うどん屋さんでかぜ薬が売られていたとのこと!!

びっくり---------っ!!

 

皆さん、ご存知でしたか~?

なんと、今でも「うどんや風●●薬」って売ってるんです。

なんでも、大阪の方で始まったらしく、
うどん屋さんがたくさんあった大阪では、
風邪のひき始めには、アツアツのうどんを食べて、
風邪薬を飲んで、一晩ぐっすり寝るっていうのが養生の基本だったらしいのです。

ちょっとした風邪なら治ってしまうって大評判で全国に広まったみたい。

へぇ~。

そうなのね~。

初耳~

それには、こんな理由が
●うどんは消化吸収が良い。
●お出汁が滋味満点のスープ(化学調味料も使わずに、きちんととられたお出汁は栄養満点)
●うどんは成分の余分なアミノ酸を体内で燃焼させる。

ふ~ん。

天然お出汁の温かいうどんは立派な養生食なのね~

ちなみに、当時、東京では、「そばや風●●薬」って名前で、
そばやで同じ風邪薬を売っていたとか。

おもしろ~い

東西の食文化の違いが出てますよね~。

 

寒い夜には、
あったかいおうどん食べて、
お風呂に入って

ぬくぬく~

ほっこり~

あ~しあわせ~

書いてるだけであったまってきた~(笑)

これからますます寒さが増してきます。

皆さん、どうかくれぐれもご自愛を~

七草がゆ

2014-01-07

今日、1月7日は『七草がゆ』の日。
1月7日は五節句(端午や七夕など)の一つである人日の節句。
七草を食べることから、七草の節句とも言われています。

最近は、スーパーなどでも七草セットなどが売られてますよね。

せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな(かぶ)、すずしろ(大根)
という七草のおかゆを食べて無病息災を願う日本古来からの風習。
なんと、この風習は平安時代から始まって、江戸時代には定着していたそう。

ところで、皆さん、本格七草がゆの作り方ってご存知ですか?

昨日、ちょうどNHKの「あさイチ」で紹介してました~♪

《ポイント》
1.残りご飯や冷凍ご飯でもOK(必要以上にかき混ぜ過ぎない!!)
2.おもちを入れる
3.塩で味付け
4.七草は葉の部分のみ使う。(残りは他のお料理に。)

個人的には、お粥はお米から炊いた炊きたてが香りも良くって、美味しい気がするので、
時間がある時は、やっぱり、そちらがおすすめ~♪
一人分だとご飯からの方が断然お手軽ですけどね。
お米からでも、ご飯からでも必要以上にあまりかき混ぜ過ぎないのが美味しさの秘訣♪
粘りで風味が落ちちゃいます。
養生食で「おいしい」って思えるのはとっても大切なポイント。
生きる力が内から湧いてくる感じがしますよね。

今日のお昼は七草は入っていなかったですが、お米から炊きたてのお粥を食べました。
真っ白つやつやのお粥で美味しかったですよ~♪

実は、お粥は、古くから仏教では「十徳」があるとされてきた食べ物。

1.「色」…顔色、肌つやをよくする。
2.「力」…体力をつける。
3.「寿」…寿命をのばす。
4.「楽」…胃にやさしく、からだが楽になる。
5.「詩清弁」…頭の働きがよくなって、弁舌も流暢になる。
6.「宿便を除く」…胸につかえない。
7.「風除」…風邪をひかない。
8.「飢消」…空腹を癒す。
9.「渇消」…喉の渇きを癒す。
10.「大小便調適」…大小便の通じが良くなる。

ふ~ん。

そんなんだ~。

養生食。

ちょっと、気になるな~っていう方はお試しになってみてはいかがでしょう

え~っと、それから、お粥だからって、くれぐれも「噛む」ことをお忘れなく!!

お粥でも「ゆっくり噛んで」いただきましょう♪

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