Archive for the ‘冷え’ Category

梅雨のお手当

2014-06-09

 東海地方もいよいよ梅雨入り。。。

 

東洋医学では、梅雨の湿気を『湿邪』といい、
外部から入ってくる病因(六邪)のひとつと考えます。

 

なんとなく気持ちまでジメジメして、体調を崩す方も多いこの季節。

『余分な水分』が心身に様々なトラブルを引き起こしてしまうので注意が必要!!

体内での水分代謝が上手くできず、汗や尿などで排泄できないことで、
むくみや関節の痛み、脾胃の不調、下痢や食欲不振などが起きたりします。

 

そこで、今日は

『梅雨のお手当』

1.冷えを感じたり、足がむくんだりしたときに!

【足湯】
足のくるぶしから下をお湯につけます。
お湯の温度はいつものお風呂の温度より2度ほど高め。
さし湯をしながら、温度を一定に保ち、背骨まで温まった感じがするまで行いましょう。

とくに、首を冷やさないことが大切。
汗をかいたあと、冷房などの冷たい風などにあたらないようにしてくださいね。
スカーフなどを巻いていただくのもおススメです。

2.汗が出にくくて、だるさを感じるときに!

後頭部に蒸しタオル
熱いお湯に十分に浸したタオルを絞り、後頭部に当て、冷めてきたら、再度、お湯で温めて…
というのを3~5回繰り返します。
蒸しタオルは高温になりますので、絞るときは必ずゴム手袋をはめていただき、
やけどには十分にお気をつけくださいね。
熱湯に浸すのが面倒という方はレンジで温めてもOK。

ベタベタした汗がサラサラになってきたら、すっきりしてきますよ。

 

適度な運動をして、汗をかき、
汗をかいたら、こまめに拭いて、
余分な水分を体内にため込んでしまわないように
皮膚が代謝しやすい状態にして、冷やさない!!

これが大切です。

何かとすっきりしない梅雨。

体調が気になられる方はお気軽に和楽日整体にご相談くださいませ。

お手当しながら、お互い上手く乗り切りたいですね。

節分

2014-02-03

今朝の和楽日のお庭。

蝋梅もつぼみが開き始めました。

roubai

蝋梅は花の姿も香りも上品で大好き

母が植えてくれました。

今年も咲いてくれそうです。

ありがとう

椿のつぼみはまだまだ硬そうですね~。
tsubaki

椿の次は雪柳、そして、小手毬かしら~

冬の間淋しかったお庭が一気に楽しげ

まるで眠りから覚めるよう。

 

ところで、今日は「節分」ですね。

節分は季節を分けるという意味で、それぞれの季節の始まる前日のことで、
江戸時代以降は主に立春の前日のことを指すようになったそう。

「鬼はそと~。福はうち~。」

皆さん、「豆まき」されましたか?

季節の変わり目には邪気が生じると言われていて、
それを祓うために1年の無病息災を願って豆まきが始まったようです。

そして、この豆の形。

ちょっと「腎臓」の形に似ていませんか?

東洋医学では、冬は「腎」が弱る季節だと言われています。

腎の機能としては、
腎臓をはじめ、生殖器、呼吸器、泌尿器(膀胱)、下肢などに関連すると東洋医学では考えます。

豆は腎臓の働きを助ける食材としてもおすすめです。

特に黒豆など黒い食材は良いと言われていますね。

なので、節分に豆まきをして、豆を食べるのはとっても理にかなっているのですね~。

本当に先人の知恵は素晴らしい~!!

それから、朝起きた時に背中の腎臓の辺りに手を当てて、温めるようにやさしく擦ってあげる。

なでなで

こんなお手当を毎日してあげるのもいいと思いますよ

腹巻きなんかもいいですね~

暦の上では明日は立春。
でも、まだまだ寒い日も続きます。

ご自分の思っている以上に身体は冷えていたり、疲れていたりするもの。

「冷え」もストレスの大きな原因の一つ。

油断大敵です!!

急な温度変化での「冷え」などにも十分気をつけながら、
「疲れ」をためないように休息を心がけ、
楽しい春を迎えたいですね

今日は恵方巻きをガブっと食べながら、
どんなお願い事をしようかな~

うふっ

皆さんの願い事も叶いますように!!

生理のお手当vol.2

2014-01-25

昨日の記事につづいて…。

生理のお手当について。

 

「足首」

 

ここは、整体的には、女性の生殖機能ととても関連が深い場所。

そこで、

 

「足首を回す。」

 

生理中「外回し」⇒骨盤が開くように。

生理後「内回し」⇒骨盤が閉じるように。

丁寧にゆっくり回していると、骨盤まで連動しているのを実感できてきますよ。

簡単そうですけれど、
生理痛のひどい方は案外難しいかもしれません。

ご自分で難しい方はご家族の方などにお手当をしてもらってくださいね。

それに、お手当って人にしてもらう方がいいですよね

断然オススメ

 

そして、プラス

「足湯」

 

《足湯の方法》

●足のくるぶしの中央位まで両足をお湯につける。
●温度は、いつものお湯より少し高め(47度~48度位)。
●時間は短時間で4分~6分程度。
●途中、お湯が冷めないように足し湯をしながら温度を保つことが大切。
●汗がじんわりでてきて、足を出した時赤くなっていたら、OK。
●もし、片足だけ赤くなってなければ、そちらだけもう2分~3分つけてください。

 

女性にとって、足首はとても大切!!

「足首回し」+「足湯」

女性が美しく健康であるために、毎日のセルフケアとして心がけたいですね。

「うどん」と「薬」

2014-01-11

今日も、冷えますね~。

足先が…。

とっても冷たい。ぶるっ。

皆さん、寒~い冬、どうやって乗り切ってみえますか?

白銀のゲレンデで冬を満喫

ステキですね~

今のスキー場はレストランも充実してるのかしら?

えっ?!そこ?

雪でもファッションでもなくって、食べ物?

だって、食べるの大好きっ

 

ということで…。

ゲレンデではないですが(笑)、
先日、友人とお出かけした時に、
「うどん」を食べました

麺類は大好きで、「そば」もすごーく大好きなのですが、
あいにく十割そばがなかったし、
ラーメンやパスタって気分でもなかったので、
その日は、「うどん」に決定!!

食べた後、しばらくして、友人が、

「なんか、風邪っぽかったけど、調子が良くなったみたい。
おうどん食べてあったまったからかな?」

とひとこと。

 

それから、妙に気になって…。

調べてみました。

 

うどんのこと。

 

そうしたら、なんと。

明治の初め、うどん屋さんでかぜ薬が売られていたとのこと!!

びっくり---------っ!!

 

皆さん、ご存知でしたか~?

なんと、今でも「うどんや風●●薬」って売ってるんです。

なんでも、大阪の方で始まったらしく、
うどん屋さんがたくさんあった大阪では、
風邪のひき始めには、アツアツのうどんを食べて、
風邪薬を飲んで、一晩ぐっすり寝るっていうのが養生の基本だったらしいのです。

ちょっとした風邪なら治ってしまうって大評判で全国に広まったみたい。

へぇ~。

そうなのね~。

初耳~

それには、こんな理由が
●うどんは消化吸収が良い。
●お出汁が滋味満点のスープ(化学調味料も使わずに、きちんととられたお出汁は栄養満点)
●うどんは成分の余分なアミノ酸を体内で燃焼させる。

ふ~ん。

天然お出汁の温かいうどんは立派な養生食なのね~

ちなみに、当時、東京では、「そばや風●●薬」って名前で、
そばやで同じ風邪薬を売っていたとか。

おもしろ~い

東西の食文化の違いが出てますよね~。

 

寒い夜には、
あったかいおうどん食べて、
お風呂に入って

ぬくぬく~

ほっこり~

あ~しあわせ~

書いてるだけであったまってきた~(笑)

これからますます寒さが増してきます。

皆さん、どうかくれぐれもご自愛を~

小寒

2014-01-05

今日、1月5日は二十四節気で

『小寒』

この日から『節分』(2月3日、立春の前日)までが『寒』。
今日は、いわゆる『寒の入り』。
寒さが最も厳しくなる時期の前半(1月5日~1月19日)です。
ちなみに後半がメジャーな『大寒』(1月20日~2月3日)。

これからが冬本番。
寒さが一層厳しくなってきます。

お正月の『休み疲れ』などで、少したるんでしまったカラダに、
寒さがプラスされ、思わぬ身体の故障が発生してしまったりする季節。

暖かい部屋から寒い部屋へ移動する際に生じる寒暖の差もカラダへの負担が大きいもの。

大きな事故にもつながります。

寒さ対策!!

それには『呼吸』を意識しましょう。

皆さん!!人間のカラダの細胞はいくつかご存知ですか?

なんと60兆個!!

その膨大な細胞の活動の為に必要なエネルギーは、
食べ物の栄養素酸素が結びついて作られます。

そう。細胞も「呼吸」をしています

カラダの酸素が十分でないと、細胞活動が活発に行われず、不調に陥ったりします。

ちなみに脳はその重さが体重の2%なのに、酸素の消費量が全体の25%にも!!
更に、脳は筋肉のように酸素を貯蔵しておくことができないので、
供給された酸素を一瞬にして消費してしまいます。
なので、万が一、心肺停止になって、血液が送られなくなると、
脳の機能も即座に停止し、意識不明の仮死状態に…。

脳の細胞は約145億個と言われています。
それらの細胞が正常に活動するには、当然、超多量の酸素が必要。

普段無意識に行っている『呼吸』

とってもとっても大切です!!

この呼吸をおこなっている器官は皆さんご存知の『肺』。

肺は、そのものの力で動いているわけではありません。
その周りの筋肉に動かされ、働いています。

最近、その呼吸器が弱っている人がとても多くなってきています。

呼吸法は様々ありますが、

寒さ対策にもおすすめなのが、『腹式呼吸』

ゆっくり口から吐いて、鼻から吸う。

この時、吸ってから吐くのではなく、
『吐き切ってから、吸う』のがより深く呼吸ができるポイント!!

この呼吸をすると横隔膜を大きく動かすことになり、
内臓たちも刺激され、血流がUP

しばらくこの呼吸をしてみると…。

ほ~ら

お腹の中から温かくなってきませんか?

急な寒さをしのぐ時などにもぜひ!!

おすすめですよ~

お家で手当てvol.2

2014-01-03

皆様、いかがお過ごしでしょうか?

お正月に、和楽日のサイトを訪ねてくださってるなんて、
とってもとっても光栄です!!

本当にありがとうございます

 

年末年始は楽しいイベントが盛りだくさん

美味しいごちそうに、はじける乾杯

色んなところにお出かけし、久しぶりに親戚や友人と会ったり

 

でも、そろそろ胃腸にもお疲れが出てきている頃ではないでしょうか?

貴女のその不調。

もしかしたら、食べ過ぎが原因かもしれませんよ。

年末年始でなくても、飽食の日本では、もう毎日がごちそうですよね。

肩こりなどが食べ過ぎからきていることも少なくはありません。

 

そんな時はお腹に蒸しタオルがおすすめです。

蒸しタオルはとっても効果的かつお家で行える手当ての一つです。

やり方はとっても簡単!!

熱いお湯に十分に浸したタオルを絞り、お腹に当て、冷めてきたら、再度、お湯で温めて…
というのを3~5回繰り返します。
蒸しタオルにするには高温になりますので、絞るときは必ずゴム手袋をはめていただき、
やけどには十分にお気をつけくださいね。
熱湯に浸すのが面倒という方はレンジで温めでもOK。

じゃあ、温めるのにカイロでもいいのでは?

いいえ。これではかえって逆効果。

ずっと温めることにより、血管や筋肉などの皮下組織が緊張したままとなり、
かえって、こりや低温やけどの原因となります。

それに対して、蒸しタオル法は、徐々に冷めていきます。
熱いタオルを当てて、緊張・収縮した皮下組織が、開放され、
冷めていくとともに血管が拡張し、血流がよくなる。

緊張⇔弛緩

これを繰り返すことで刺激となり、効果となって現れるのですね。

この蒸しタオル法は色んな症状に使えます。

パソコン作業で目が疲れた時は、目に当てたり、腰痛の時は脇腹に当てたり…。
頭痛の際には、後頭部に当てるのも効果的。

お手軽にご自宅で出来る方法ですので、
日常の手当てとして、ぜひお試しになってみてくださいね

お家で手当てvol.1

2014-01-02

皆さん、こんにちは!!

寒いお正月ですが、皆様、体調崩されたりしてみえませんか?

初詣や外でのイベントに出かけられ、お身体が芯から冷えてしまった~。

ぶるぶる~。

なんてことになってしまった時にはこれ。

腰湯がおすすめ!!

いわゆる半身浴のことです。

骨盤もゆるみ、全身浴よりもカラダの芯から温まります。

お湯の温度はいつもより少し高め。
上半身から汗が出て、体の芯まで温まったらOK。
お湯の温度や入浴時間などは個人差がございますので、
ご自分の体感で調節してくださいね。
なお、心臓病などの疾患がある方は、高温で長時間の入浴は大変負担となりますので、
くれぐれもご注意くだいませ。

寒い冬場は、乾燥や冷えからくる体調不良に注意が必要!!

腰湯!!

お家お手軽にできるお手当

ぜひお試しになってくださいませ。

 

冬至

2013-12-22

先日、鈴鹿のCafe『Naif Blabc(ナフブラン)』さん(詳細は⇒こちら)に行ってきました。

ショワズィール(好きなスイーツ3品+好きなドリンク1品)を頂きました。
Naif Blanc

季節のおすすめのかぼちゃやさつまいものケーキ…。
どれもやさしいお味でとってもおいしかったです。
ドリンクはコーヒーを
オーガニックでとても飲みやすいコーヒーでした~。

しあわせ~

ほっ

 

ところで!

『かぼちゃ』といえば…。

『冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない』
と言われていますね。

今日12月22日は

『冬至』

冬至とは北半球で1年で最も太陽の位置が低く、日が短くなる日。

 

『冬至にはかぼちゃと柚子湯』

冬至にかぼちゃを食べるとういう習慣は、
かぼちゃにはビタミンAが多く含まれているので風邪予防に効果的なことからきているようです。

また、運盛り(うんもり)のひとつでもあるようです。(運盛りとは『ん』のつくもので縁起をかつぐこと)
かぼちゃを漢字で書くと南瓜(なんきん)ですよね。

そして、『柚子湯』には血液の流れをよくし血行を促す効果があると言われています。

柚子湯の作り方としては色々ありますよね。

かわいくて黄色い柚子が丸ごとプカプカ…。

な~んて。温泉みたい~

柚子湯らしくてなんとも風情がありますね。
この場合は、ちょっと切り込みを入れると成分なども出やすいですし、少し揉むといいと思います。
でも、肌が弱い人には結構刺激が強いので注意が必要!!
少しずつ試してみてくださいね。

『かぼちゃ』と『柚子湯』

昔ながらの冬の養生。

季節を楽しみ自然と共存していた時代。

先人の知恵と工夫に学びつつ、

今を生きることに感謝し、

自分自身のココロとカラダを
ほっこり温めてあげましょうね

身体の内側から温める

2013-12-20

こんばんは~。

寒さが本格的になってきましたが、
皆さま体調崩したりしてみえませんか?

今日、ここ三重県津市では初雪が降りました~。

雨が降ってきたなって思ったら、雪に変わってました。

どうりで寒いはずですぅ~。

ぶるっ。

 

こんな日は

『身体の内側から温めましょう!』

 

まずは簡単な方法から

①深い呼吸をする。

呼吸はとっても手軽な運動の一つです。
呼吸のやり方も色々ありますが、今回は、難しいことは抜きにして!(詳しい呼吸法はまたの機会に♪)
とにかく自分自身がリラックスできることを心がけましょう。
お腹の辺りが温かくなり、全身が温まることをイメージをしながら、
深い呼吸を意識する
ゆったりした気持ちで、ゆっくり吐いて、ゆっくり吸う。

普段、何気なくしている息(呼吸)。

日常的に呼吸に意識を向けることがとっても大切です。

くれぐれも、一生懸命、意識しすぎて、眉間にしわを寄せて、肩に力が入って…。
なんてことのないように…。
あくまでも
『心地よく、ゆったり、深く』

二つ目は、

②『温かいスープ』

特に、ねぎ、しょうが、にんにくなどがたっぷり入った根菜スープなどがおすすめです。

温める食材と言えば、しょうがは定番ですが、
『ねぎ』もとっても優秀な温性食材

にんにくは胃の弱い方にとっては刺激が強すぎる場合がありますし、
当然、ニオイを気にされる方も多いかと思いますので、
摂り方には注意が必要ですね。

また、冬は腎が弱る季節でもありますので、
腎を助ける『黒』の食材をプラスしてみてはいかがでしょう。

黒ゴマ、黒豆、黒米などなど。それから海藻類。(でも摂りすぎは禁物!!)

『腎』が衰えると精気がなくなってしまうので、
ぜひエイジングケアのためにも気をつけたいですね。

お野菜の旨みだけではちょっと物足りないっと思う方は、
鶏の胸肉を加えてみては!

鶏肉はビタミンAやB群をはじめ、各種ビタミンが豊富。
中でも胸肉には、ビタミンBの一種ナイアシンが多く、
冬の養生スープにはおすすめです。

○ビタミンA・・・皮膚や粘膜を守り、目や肌の健康維持
○ビタミンB群・・・代謝を進めて、細胞を元気にする
○ナイアシン(ビタミンB3)・・・疲労回復、粘膜・消化器系の保護

この季節。忘年会などでどうしても胃腸に負担をかけてしまいがち。

そんな時にも消化吸収がよくカラダにやさしいスープはぴったりですね。

 

もうすぐクリスマス。

今年は、ホットワインシナモンなどスパイスを入れて

あったかドリンク♪

なんてどうでしょう。

ココロとカラダをやさしく温めて…

それに…。

ちょっとおしゃれ

じゃないですか~。

いいかも~

なんといってもクリスマスですもの

とってもとっても大切なポイントですよね!

うふっ

あ~書いてるだけで、

幸せ~たのしぃ~ (笑)

 

今日も一日ありがとうございました。

明日もみなさまにとって幸せな一日でありますように

和楽日整体
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