Posts Tagged ‘養生食’
「うどん」と「薬」
今日も、冷えますね~。
足先が…。
とっても冷たい。ぶるっ。
皆さん、寒~い冬、どうやって乗り切ってみえますか?
白銀のゲレンデで冬を満喫♪
ステキですね~♪
今のスキー場はレストランも充実してるのかしら?
えっ?!そこ?
雪でもファッションでもなくって、食べ物?
だって、食べるの大好きっ♪
ということで…。
ゲレンデではないですが(笑)、
先日、友人とお出かけした時に、
「うどん」を食べました♪
麺類は大好きで、「そば」もすごーく大好きなのですが、
あいにく十割そばがなかったし、
ラーメンやパスタって気分でもなかったので、
その日は、「うどん」に決定!!
食べた後、しばらくして、友人が、
「なんか、風邪っぽかったけど、調子が良くなったみたい。
おうどん食べてあったまったからかな?」
とひとこと。
それから、妙に気になって…。
調べてみました。
うどんのこと。
そうしたら、なんと。
明治の初め、うどん屋さんでかぜ薬が売られていたとのこと!!
びっくり---------っ!!
皆さん、ご存知でしたか~?
なんと、今でも「うどんや風●●薬」って売ってるんです。
なんでも、大阪の方で始まったらしく、
うどん屋さんがたくさんあった大阪では、
風邪のひき始めには、アツアツのうどんを食べて、
風邪薬を飲んで、一晩ぐっすり寝るっていうのが養生の基本だったらしいのです。
ちょっとした風邪なら治ってしまうって大評判で全国に広まったみたい。
へぇ~。
そうなのね~。
初耳~♪
それには、こんな理由が♪
●うどんは消化吸収が良い。
●お出汁が滋味満点のスープ(化学調味料も使わずに、きちんととられたお出汁は栄養満点)
●うどんは成分の余分なアミノ酸を体内で燃焼させる。
ふ~ん。
天然お出汁の温かいうどんは立派な養生食なのね~♪
ちなみに、当時、東京では、「そばや風●●薬」って名前で、
そばやで同じ風邪薬を売っていたとか。
おもしろ~い♪
東西の食文化の違いが出てますよね~。
寒い夜には、
あったかいおうどん食べて、
お風呂に入って♪
ぬくぬく~♪
ほっこり~♪
あ~しあわせ~♪
書いてるだけであったまってきた~(笑)
これからますます寒さが増してきます。
皆さん、どうかくれぐれもご自愛を~♪
七草がゆ
今日、1月7日は『七草がゆ』の日。
1月7日は五節句(端午や七夕など)の一つである人日の節句。
七草を食べることから、七草の節句とも言われています。
最近は、スーパーなどでも七草セットなどが売られてますよね。
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな(かぶ)、すずしろ(大根)
という七草のおかゆを食べて無病息災を願う日本古来からの風習。
なんと、この風習は平安時代から始まって、江戸時代には定着していたそう。
ところで、皆さん、本格七草がゆの作り方ってご存知ですか?
昨日、ちょうどNHKの「あさイチ」で紹介してました~♪
《ポイント》
1.残りご飯や冷凍ご飯でもOK(必要以上にかき混ぜ過ぎない!!)
2.おもちを入れる
3.塩で味付け
4.七草は葉の部分のみ使う。(残りは他のお料理に。)
個人的には、お粥はお米から炊いた炊きたてが香りも良くって、美味しい気がするので、
時間がある時は、やっぱり、そちらがおすすめ~♪
一人分だとご飯からの方が断然お手軽ですけどね。
お米からでも、ご飯からでも必要以上にあまりかき混ぜ過ぎないのが美味しさの秘訣♪
粘りで風味が落ちちゃいます。
養生食で「おいしい」って思えるのはとっても大切なポイント。
生きる力が内から湧いてくる感じがしますよね。
今日のお昼は七草は入っていなかったですが、お米から炊きたてのお粥を食べました。
真っ白つやつやのお粥で美味しかったですよ~♪
実は、お粥は、古くから仏教では「十徳」があるとされてきた食べ物。
1.「色」…顔色、肌つやをよくする。
2.「力」…体力をつける。
3.「寿」…寿命をのばす。
4.「楽」…胃にやさしく、からだが楽になる。
5.「詩清弁」…頭の働きがよくなって、弁舌も流暢になる。
6.「宿便を除く」…胸につかえない。
7.「風除」…風邪をひかない。
8.「飢消」…空腹を癒す。
9.「渇消」…喉の渇きを癒す。
10.「大小便調適」…大小便の通じが良くなる。
ふ~ん。
そんなんだ~。
養生食。
ちょっと、気になるな~っていう方はお試しになってみてはいかがでしょう♪
え~っと、それから、お粥だからって、くれぐれも「噛む」ことをお忘れなく!!
お粥でも「ゆっくり噛んで」いただきましょう♪