熱の効用
先日、お客様がインフルエンザにかかられました。
え~っ。大変!!
早く薬飲んで、治さなくっちゃ。
普通そうですよね。
みなさん、風邪をひかないように、予防接種など受けて、
とっても気をつけてみえます。
風邪、インフルエンザというと、すごく悪いもののように思ってみえませんか。
整体では、熱や風邪は、カラダにとって、大変大切な自浄作用だと考えます。
『部分疲労の蓄積などによるカラダの重心の偏りが大きくなると、
カラダは自らそれを整えようと、風邪を引いて、熱を出し、
弾力を取り戻そうとする。』という考え方です。
風邪をひいて、熱を出せるのは、
自然治癒力が働いている証拠。
カラダが敏感なのです♪
今回、そのお客様に、インフルエンザの後、このことをお話すると、
「そういえば、いつものカラダの強張りがなくなったみたいだわ。」
と言ってみえました。
実際、お身体を観させていただいても、
前回より状態がよくなってみえました。
部分疲労で強張っていた箇所に緩みが出て、
弾力が戻ってきているのが感じられました。
素晴らしい!!
その日の施術の後、お客様が
「今日が一番楽になった」
と言ってくださいました。
嬉しい~。本当によかった~。
インフルエンザ、大変お疲れ様でした♪
インフルエンザはとってもお辛い症状だったと思いますが、
上手く経過すると、その後のカラダは以前より楽になります。
整体を受けていただいているお客様が、
こうやって、少しずつ、自然治癒力を高められ、
お身体が楽になっていかれるのは本当に嬉しいことです。
今回、お客様からは
風邪や熱のカラダへの効用を改めて教えていただきました。
ありがとうございました。
ここで、風邪の経過の仕方ですが、
平熱以下になった時の過ごし方が大切。
この時は身体が緩んでいる状態ですので、
熱が下がったからといって、すぐに動き回ったりせず、
十分に身体を休めることが大切です。
その後、平熱に戻ったら、もう普通に動いていただいても大丈夫です。
お仕事や家事などで、なかなかお休みすることもできなくて、
このように経過させるのは難しいことかもしれませんが、
上手く風邪や熱を利用して、
本来、自分のもっている力で、
カラダをリセットできたら素晴らしいですよね♪